アメリカ大陸の世界遺産

ハワイ火山国立公園

アメリカの自然遺産 世界最大規模の活火山であるマウナ・ロア山と、世界で最も活動的な火山であるキラウエア山がある 地下のマントルからマグマが噴出する場所(ホットスポット)で火山が形成されたと考えられている

カナディアン・ロッキー山脈国立公園群

カナダの自然遺産 公園内にはルイーズ湖やペイトー湖などの氷河湖や、北米最大の氷原であるコロンビア大氷原などが点在する バージェス頁岩(けつがん)という地層から三葉虫などの5億年まえの化石が発見されている

ブラジリア

ブラジルの文化遺産 ジュセリーノ・クビチェック大統領が首都移転計画により、リオデジャネイロに代わる首都として建設された 建設されてから世界遺産登録されるまでの期間が短い遺産 設計の中心は、ル・コルビュジエに学んだブラジル人建築家オスカー・ニー…

自由の女神像

アメリカの文化遺産 アメリカ独立100周年を祝ってフランスから贈られたもの 風の強い海沿いに巨大な像を建てるという難題は、ギュスターヴ・エッフェル(エッフェル塔の設計者)が解決した。 左手は独立宣言書を抱え、右手はたいまつをかかげている。

ナスカとパルパの地上絵

ペルーの文化遺産 地上絵はペルー南部のナスカとパルパにかけて描かれている。 年間降水量の少ない地域のため、絵が消えずに残った。 ナスカ文化との関連性が指摘されている。 70以上の動植物と700本以上の幾何学文様

ラパ・ニュイ国立公園

チリの文化遺産 約900体のモアイ像で有名で、正式名称は「パスクア島」だがイースター(復活祭祭)の日に発見されたことからイースター島と呼ばれる。 モアイの建造を始めたのはポリネシア系の長耳族だが、南米から短耳族が移住してくると、16世紀頃に部族間…

チチェン・イツァの古代都市

メキシコの文化遺産 メキシコ東部ユカタン半島北部のチチェン・イツァは、マヤ文明の中心拠点だった都市の遺跡群 マヤ文明の遺構が残る南部の旧チチェンと、トルテカ文明の遺構が残る北部の新チチェンに二分される 両区域には、マヤ文明の高度な天文知識を示…

マチュピチュ

ペルーの複合遺産 インカ族は15世紀に周辺の国を統一してインカ帝国を建設した。マチュピチュはその頃に築かれた都市 充実した灌漑施設と水汲み場の跡が、高度な文明をうかがわせる。 手つかずの自然が残されているため、複合遺産として登録されている。 最…

メキシコシティの歴史地区とソチミルコ

メキシコの文化遺産 メキシコシティーは、かつてアステカ帝国の都テノチティトランがあった場所に建設された テノチティトランは美しい水上都市であったが、スペイン王室はアメリカ大陸の先住民の諸国家を征服するために、スペイン人のコンキスタドール(征…

グランドキャニオン国立公園

アメリカの自然遺産 コロラド川が600万年かけて堆積層を侵食した。 先カンブリア時代から古生代・中生代・新生代にわたる20憶年間の異なる11層もの地層がみられる。

ポトシの市街

ボリビアの負の文化遺産 アンデス山脈中腹に世界最大級の銀鉱脈が見つかり、ヨーロッパに価格革命を起こす要因となった。 水銀を用いた最新の精錬技術アマルガム法が取り入れられた。 繁栄の裏でインティオやアフリカ人奴隷が採掘作業を強いられていた。

ガラパゴス諸島

エクアドルの自然遺産 チャールズ・ダーウィンが、ゾウガメやイグアナ、フィンチなどを観察し『種の起源』を著した。