2019-10-27から1日間の記事一覧

ヴィクトリアの滝(モシ・オ・トゥニャ)

ザンビアとジンバブエの自然遺産 イグアスの滝、ナイアガラの滝と並ぶ世界三大瀑布の1つ イギリス人探検家リヴィングストンが、母国女王にちなみ「ヴィクトリアの滝」と名付けたが、現地の人々の間では「モシ・オ・トゥニャ」と呼ばれていた 一帯はサバナ気…

イグアス国立公園

アルゼンチンとブラジルの自然遺産 イグアス国立公園はイグアス川沿岸の熱帯雨林に広がっており、アルゼンチン側とブラジル側がそれぞれ別の世界遺産として登録されている イグアスの滝は世界最大の水量を誇り、最奥部にはその轟音から「ガルガンタ・デル・…

ノルウェー西部のフィヨルド、ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド

ノルウェーの自然遺産 スカンディナビア半島のフィヨルドのうち、ガイランゲルとネーロイのフィヨルドが世界遺産登録されている フィヨルドとは氷河が地形を削り作られた谷に海水が侵入した地形のこと

ロス・グランシアレス国立公園

アルゼンチンの自然遺産 ロス・グランシアレス国立公園は、氷河地帯と森林・草原(パンパ)地帯からなる パンパとは、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスを中心に、半径600kmに広がる草原のこと 47ある大型氷河のうち最大の氷河はウプサラ氷河 太平洋上の湿…

カムチャツカ火山群

ロシアの自然遺産 環太平洋造山帯に含まれる300以上の火山からなる火山地帯 玄武岩マグマを吹き出すストロンボリ式や、割れ目から溶岩が流出するハワイ式など火山のタイプが多様で「火山の博物館」といわれている

ハワイ火山国立公園

アメリカの自然遺産 世界最大規模の活火山であるマウナ・ロア山と、世界で最も活動的な火山であるキラウエア山がある 地下のマントルからマグマが噴出する場所(ホットスポット)で火山が形成されたと考えられている

ピレネー山脈のペルデュ山

スペインとフランスの複合遺産 スペインとフランスの国境のピレネー山脈中央にあるペルデュ山は、石灰岩の山としてヨーロッパ最高峰 スペイン・アイベックスやピレネー熊など希少な生物が生息し、また今では無図らしい放牧が行われている

ユングフラウーア - アレッチュのスイス・アルプス

スイスの自然遺産 ユングフラウ山を中心とした山岳地帯 アレッチュ氷河はアルプス最大の氷河だが、地球温暖化による氷河の後退現象が指摘されている

カナディアン・ロッキー山脈国立公園群

カナダの自然遺産 公園内にはルイーズ湖やペイトー湖などの氷河湖や、北米最大の氷原であるコロンビア大氷原などが点在する バージェス頁岩(けつがん)という地層から三葉虫などの5億年まえの化石が発見されている

ロベン島

南アフリカの文化遺産で負の遺産 アパルトヘイトが法制化されると、これに抵抗する政治犯を収監する刑務所として使用された。 ノーベル平和賞を受賞したネルソン・マンデラも政治犯として投獄されていた

ゴレ島

セネガルの文化遺産で負の遺産 ゴレ島は、15~19世紀の間、アフリカ沿岸部における奴隷貿易の最大の拠点であり、17~18世紀は奴隷を商品とした三角貿易の拠点だった 三角貿易とは、アフリカで奴隷を買い、アメリカで売って砂糖・コーヒー・綿花を入手し、それ…

負の遺産とは・・・

「負の遺産」とは人種差別などの過ちを教訓とするためのものだが、世界遺産条約で正式に定義されているものではない 登録基準(ⅵ)のみで登録されることがある。 戦争や紛争にまつわるものと、人種差別にまるわるもの(セネガルの『ゴレ島』や南アフリカの『…

エルサレムの旧市街とその城壁群

エルサレムの文化遺産で危機遺産 エルサレムは前1000年ごろ、古代イスラエル王国のダヴィデ王が首都に定め、ソロモン王が十戒を納める神殿を建てたことで聖地となった。 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3つの宗教の聖地 ユダヤ教の聖地は「嘆きの壁」と…